小田原の山中組木工房から「組木」と呼ばれる技法によってつくられたオブジェ。
明治20年(1887年)頃、指物技術者の山中常太郎によって創始され、今も評価される小田原の伝統技術である組木細工。
金具を使わず組立てているので解体もでき、
日本古来の建築方法の特徴である釘を一切使わない木組みの構造をヒントにしたともいわれます。
柳宗理がその技術に惚れ込みパッケージデザインを申し出たという逸話も納得です。
本来はバラし組み立てられる立体パズルなのですが、
入荷した際バラけるのをきらってかボンドで固められておりました、、、
安定感のある組木オブジェということで。
経年変化・スレ・小キズ、ボンド跡などありますが、大きく目立つダメージは見受けられません。
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