1903年ニューヨーク州スチューベン郡にSteuben Glass Worksとして誕生したSTEUBEN（スチューベン）からガラスオブジェ。
STEUBENはガラス彫刻会社TG Hawkesand Companyの社長ThomasG.Hawkesと
アールヌーボー様式のアートガラスを専門とする英国のガラスメーカーFrederick Carderによって設立されました。
1918年にCorning Glass Worksに買収により経営方針も変わり、色付きガラスを段階的に廃止、
建築家John M. Gates 、彫刻家Sidney Waughの支援もあり、
クリアなクリスタルのみを使用したガラス製品を主力とするようになります。
1935年スチューベンのガラス製造技術を詰め込んだGazelle BowをSidney Waughが発表、
1938年にはメトロポリタン美術館にパーマネントコレクションとして追加されています。
▲Gazelle Bowの美しさ・技術を継承すると言っても過言ではない、Carousel/メリーゴーランドのオブジェは、
1985年Peter Aldridge、Jane Osbornによるデザイン。
手作業で形成されたクリスタルガラスは2,400gほども重さがあります。
▲馬とポールがエッチングされ、シルバーの旗がフィニアルとして飾られています。
円形の台座に設置すると、カルーセルが回転し3頭の馬が上下、跳ねるような目の錯覚を作り出します。
▲ガラス土台に「Steuben」とサインあり。
円形の台座は入荷時に紛失していたため、当店において作成。
▲ガラス土台にヒビがあります。
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