日本の工芸品、BUNACOのボウルです。
BUNACO（ブナコ）とは、日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を有効利用するために開発された工芸品。
ユニークな独自の製法で、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に手作りする木工品です。
その製法とは、ブナ材を1mmという薄さでテープ状にかつらむきのようにカットし、1cmのテープ状にしたブナを何層にもぐるぐる巻きにするのです。
BUNACOの大きな特徴は、ブナのテープをコイル状に巻き、型を押し当て滑らかな曲線を創り出すこと。
また同じ大きさの器を作る際の木の使用量が極めて少ないという点です。
（ブナコの木の使用量は、焼き物(木の立方体を削る手法)に比べておよそ10分の1という、体積だそうです）
無垢材を使うわけではないので、歪みが出ることもなく、
湿気の多い日本の気候風土にもぴったり、安心して使えます。
▲こちらは桜のように模様があしらわれたボウル。
表も裏も花びら（？）の表情が見て取れますね。
また中央から外に向けて、ベージュ～ブラウンとグラデーションとしており、より豊かな表情となっています。
専門的な技術を要し、さらに意匠を凝らす熱意が長く続く伝統を生み出すのでしょうか。
耐久性にもすぐれているので、インテリア雑貨としてだけでなく、
食卓にも出せるマルチボウルです。
未使用品。
