優しい図案が印象的なフラワーベース。
1924年生まれの鈴木悦郎は1940年代半ばからイラストレーターとして活躍。
1950年代には陶磁器のデザインを手掛け、亡くなる前年の2012年も新作個展を開くほど精力的に活動していました。
時には図案だけでなく、自ら器の形をデザインすることも。
猪熊弦一郎絵画研究所でも学び、後年は油彩画へと活動の場を移した鈴木悦郎。
どのジャンルであっても、きっとこのやわらかい線や色は変わらないのでしょう。
経年のスレなどありますが、割れや欠け、大きなダメージは見られません。