保谷硝子のガラスのベース。
デザインは佐々文夫。
保谷硝子の初期からクラフトマンデザイナーとして経営に参加し、クリスタル事業をけん引してきたデザイナーによるガラスベースです。
保谷硝子のクリスタル製品にみられるユニークな側面も佐々文夫の存在に負うところが大きいというはなし。
価値観の変化が問われる、人が人らしくあるために、人は何を求めるのか、、
デザインの重要性を理解していた氏がデザインされたフラワーベース。
形状は扇形の柱。
ただ、扇の短辺に横溝が切られ、弧を描く側から見ると視覚効果が得られます。
シンプルながら、ほーっとため息をつくようなデザインは佐々文夫ならではかと思います。
HOYAは2009年クリスタル事業に幕を引いているので、現在は製造されていません。
経年のスレ・小キズが見られますが、割れや欠け、目立ったダメージはありません。