イタリアの陶芸工房FLAVIA(フラヴィア)のオブジェ。
デザインはAldo Londi(アルド・ロンディ)。
Egidio Bitossi(1861-
歴史は古く「Maiolicheartistiche Guido Bitossi」工場(1921-1937)、「ManifatturaCav」・「G. Bitossi&Figli」(1937-1976
デザインしたアルド・ロンディはと言うと、11歳の時から陶芸を専門とする工房で基礎を学び、第二次世界大戦が始まるまで見習いとして働きました。
第二次世界大戦中に南アフリカで捕虜になった後、イタリアに戻り、1946年Bitossiのアートディレクターに任命、1976年までその役を果たし、その後は一表現者として陶芸に邁進。
Bitossiでは水差し・花瓶・燭台など100を超える陶器を作成、その独自の鋭い感性で新しいスタイル「リミニブルー」「モンドリアン」「ロブスター」「シヴィラ」「エトルスカ」などのラインを生み出しました。
▲その中でも最も有名なコレクションといわれる、「リミニブルー」のオブジェ。
地中海の色とそのさざ波を表現したようなテクスチャー。
このラインは、流通業者のレイモア社によってアメリカで広く販売されたそうです。
また生来の創造性と美的感覚を持ったアルド・ロンディの存在は、Bitossiと多くのデザイナーがコラボレーションするきっかけとなったともいわれます。
1950年代には建築家Ettore Sottass(エットレ・ソットサス)、1980年代以降にはメンフィスのMichele de Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)、Marco Zanini(マルコ・ザニーニ)や同じくイタリアのPiero Fornasetti(ピエロ・フォルナセッティ)などのデザイナーが参加。
アルド・ロンディの偉大さを感じる錚々たるメンバーですね。
▲割れや欠け、目立ったダメージはありません。
箱付き(配送に利用予定/箱には経年の劣化が見られます。)
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