1965年にデンマークで設立されたとされるメーカー、「D-scan」によるチークフレームのダイニングチェア。
同社は1970年中ごろまでシンガポールを拠点に家具を生産していたようです。
この椅子はシンガポール製ではありますが、しばしばデンマーク製と言われたり、
さらに具体的にデンマークのメーカー「danline」製と言われることもあり、
そのように間違われることもうなずけるクオリティの高さです。
ディテールにおいては、構造上の穴隠しにボタンのような木材が嵌め込まれていたり、
前脚は45度で接合されるいわゆる「留め」の構造になっていたりと
やはりデンマークのメーカーらしいこだわりが随所に見られますね。
座面のクッション材は新しく高耐久ウレタンに変更、
張地もクロムなめしの本革に張り替えました。
(革は天然のしわやスジなどがあります)
チークの木部フレームについても、補強済みでぐらつきはありません。
古いものかと思われますが、塗装はそれほど傷んでいなかったため、
簡単なオイルメンテナンスを施しました。
全体的にきれいな印象ですが、経年のキズ等は見られます。
デザインもさることながら、細部まで丁寧に作られたフレーム、
座面の革もクッションも新しくしたので、長くお使い頂けると思います。
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