米国にほど近いカナダ・オンタリオ州テマガミに生まれた、版画・彫刻家 Benjamin Chee Chee。
1960 年代初頭に始まり、その後カナダの重要な美術学校の 1 つとなった先住民芸術運動であるウッドランド インディアン画家の第 2 世代の著名なメンバーでした。
Ojibwa(オジブワ族)の血を引くことに誇りを持ち、広くインディアンアーティストという枠におさまるのではなく、自らを明確に Ojibway artist と呼んだといいます。
神話や伝説を原始的に描く運動の創始者である Noval Morisseau のスタイルに倣うことに満足していた多くの若い画家とは異なり、線とイメージを簡素化したグラフィックスタイルを追求。
鳥や動物を簡素でありながら優雅に描くことで知られています。
32歳の若さにおいて、自らの意思でこの世を離れたBenjamin Chee Chee。
描く画は抽象的ではなく現在の姿だと言った氏の前に広がる世界はどのように見えていたのでしょう。
軽やかに飛翔する鳥の姿が描かれています。
黒いフレーム、少し浮いたように取り付けられ、より軽い印象を受けます。
こちらの壁飾りはwoodland indian art が Benjamin Chee Chee のデザインを用い、先住民族アートを広める活動の一環のために作られたものかと思われます。
未使用品(保管上の経年変化・スレ・小キズが見られます)
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