1881年フィンランド・イッタラ村の小さなガラス工場にルーツを持つiittala（イッタラ）のベース。
デザインは同じくフィンランドAlvar Aalto（アルヴァ アアルト）
1937年パリ万国博覧会のスウェーデンパビリオン展示のためのコンペティション（1936年）に応募したコレクション10点のうち1点。
見事優勝したAlvar Aaltoの自由な作品はたちまち人気を博し、この花瓶はParis Object、Aalto、Savoy（サヴォイ）として知られ、今でも手吹きで作り継がれています。
色味はグリーンがかったクリア。
いわゆる「1937クリア」カラーに見えますが、年代等は不明です。
刻印を見る限り少なくとも1998年にアアルト生誕100周年記念で復刻された物ではないようなので、
それより古い物なのかなと推測できますが、、
デザインの特徴でもある有機的でダイナミックなフォルム。
モチーフについては、フィンランドにある湖の形や白樺の根本付近の断面などなど諸説あるようです。
裏面にシンプルに「ALVAR AALTO」刻印あり。
経年変化・スレ・キズありますが、大きく目立つダメージは見受けられません。
2019年 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞。
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