日本の工芸品、BUNACOの飾り皿「八幡馬」。
「BUNACO(ブナコ)」とは、日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を有効利用するために開発された工芸品で、
ユニークな独自の製法で、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に手作りする木工品です。
その製法とは、ブナ材を1mmという薄さでテープ状にかつらむきのようにカットし、
1cmのテープ状にしたブナを何層にもぐるぐる巻きにするのです。
BUNACOの大きな特徴は、ブナのテープをコイル状に巻き、型を押し当て滑らかな曲線を創り出すこと。
また同じ大きさの器を作る際の木の使用量が極めて少ないという点です。
(ブナコの木の使用量は、木の立方体を削る手法に比べておよそ10分の1という、体積だそうです)
無垢材を使うわけではないので、歪みが出ることもなく、
湿気の多い日本の気候風土にもぴったりな製法ですね。
そして、描かれている「八幡馬」とは、同じく青森県に古くからある木工玩具。
八幡宮境内で行われた流鏑馬の奉納馬を模して造られたいう立体的な木製の馬で、参拝客のお土産として売られていたと言われます。
その伝統は今も受け継がれ、日本三駒のうちの一つとされる郷土玩具です。
「耕雨」とあるので、雨が降り、実り多きことを願い、感謝をしるすものなのかもしれませんね。
日本の伝統が詰まった、ブナコの壁飾りです。
経年のスレ・小キズが見られますが、大きく目立つダメージは見受けられません。
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