岐阜県飛騨地方で作られていた千巻(せんまき)のボウル。
▲千巻とは、ヒノキなどの木材を桂向きのように薄く剥ぎ、テープ状にした線材を固く巻き成形する技法。
非常に軽く、無垢材を切り出すのとはまた違ったエコな手法。
今の時代にこそ求められる製造方法のようにも思えますが、残念ながら後継者がおらず途絶えた工芸品の一つ。
良く似た製法では青森のBUNACO(ブナコ)がありますが、その前身とも考えられます。
▲千巻と呼ばれるだけあって、幾重にも線材が巻かれた姿は他にはない面白みがあります。
▲赤や緑の色が差し入れられているようです。
縁はまた底面とは違った独特の杢目が出ています。
▲季節の果物を載せたり、トレイのように携帯や鍵など日用品を保管するのにも便利。
▲経年のスレ・小キズ、巻きの段差が見られますが、大きく目立つダメージは見受けられません。
◆決済方法:各種クレジット、代引き(手数料450円/一部不可)、銀行振込
◆保証期間:家具・照明・時計については一部保証期間あり(保証期間は各ページに記載)