松本佐一によるプレート。
石川県金沢市出身、窯元の家に生まれた松本佐一。
1950年に金沢美術工芸専門学校（現金沢美術工芸大）を卒業し、分業が基本の九谷焼の勉強のため当初は釉薬を学んでいたそう。
その先で土選びから焼成、各工程の担い手らと出会い、自然と土や焼きの知識を増やしたといいます。
その結果、いち作業人ではなく、作家の道へ進むことに。
九谷焼の世界では「異端」と評されることもあるという作風。
伝統に敬意を払いつつも、金彩や銀彩、深い色合い、斬新な形、自由な作風が特徴ともいえます。
こちらのプレートは植物の図案でしょうか。
▲力強い線と生命力あふれる図案。
▲太い線と金、黒、緑が調和を成す一枚。
▲中央は金彩のようで、釉薬は厚め、ゴツゴツした印象です。
▲お茶請けのプレート、取分け皿として良いサイズ感。
▲製造過程におけるアラのように見える個体、経年のスレ小キズが見られますが、割れ欠けありません。
受注順に状態が良いと思われる個体から発送いたします。
裏面に落款あり。
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