No.7837「日本の工芸品:千巻(せんまき)」(直径23cm)SOLD

  • 材質:木材(千巻/推定)
  • サイズ:直径230 / 高さ80mm
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商品コード: 7837-21 カテゴリー: ,

岐阜県飛騨地方で作られていた千巻(せんまき)のボウルかと思われます。

千巻とは、ヒノキなどの木材を桂向きのように薄く剥ぎ、テープ状にした線材を固く巻き成形する技法。
非常に軽く、無垢材を切り出すのとはまた違ったエコな手法。

今の時代にこそ求められる製造方法のようにも思えますが、残念ながら後継者がおらず途絶えた工芸品の一つ。

良く似た製法では青森のBUNACO(ブナコ)がありますが、その前身とも考えられます。


▲千巻と呼ばれるだけあって、テープ状の線材が巻かれた姿は他にはない面白みがありますね。
縁はまた独特の杢目が出ています。


▲季節の果物を載せたり、トレイのように携帯や鍵など日用品を保管するのにも便利。

縁が少し内側に入る作り、サラダなどのせても良さそうです。


▲経年のキズが見られます。

*BUNACO(ブナコ)はコチラから