こちらはナチュラル色の脚にブラックリノリウムの座面。
創業者の一人Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)によって、1934年にデザインされた「スツールE60」。
▲前年1933年にデザインされた「スツール60」の3本脚から4本脚となり、より安定性が高まったデザイン。
Alvar Aaltoが家具職人のオット・コルホネンと共に開発した、バーチ材を直角に曲げる技術「L – レッグ」を応用したシリーズのひとつでもあります。
L-レッグの特徴は無垢材にスリット(切れ目)を入れ、そこに板を差し込んで曲げる技法。
挽き曲げの技法の応用で、このひと手間により、丈夫になり長持ちします。
世に数多あるリプロダクトとの最大の違いはここで、
このナチュラル仕上げが最もその特徴を捉えることができますね。
▲フィンランド産バーチ材の美しさを生かした曲線、円形の座面の裏に直接脚を取り付けるシンプルな構造。
見た目だけでなく、スタッキングも可能という実用性もあります。
場所を選ばず、椅子としてだけでなく、サイドテーブルやコンソールとしても使い勝手の良い普遍的なデザインです。
▲経年のスレ・小キズが見られますが、目立った大きなダメージはありません。
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