1980年代のポストモダンなフォトフレーム。
▲老舗の加藤工芸から、藤森兼明監修によるFujimori Collectionのヴィンテージフォトフレーム。
加藤工芸は1962年創業、ノベルティを主に製造する老舗メーカーでした。
ノベルティというのは、今では記念品や景品という意味合いが強いですが、本来は珍しい物、装飾品のことを指すそう。
▲こちらのフォトフレームは洋画家の藤森兼明氏が監修したFujimori collection。
日本の風土から生まれる現代の具象絵画を描く画家から一転したデザイン。
早くから日展に入選し、実力を認められ、海外の大学に招聘されたこともあるという経歴から見ると、
攻めたデザインも自然の産物なのでしょうか。
マグカップなどの食器は目にすることも多いですが、
フォトフレームはそれほど頻繁に目にする機会は多くないかもしれません。
加藤工芸は2015年に幕を下ろし、現在製造されていないシリーズです。
未使用の美品。