大成瓢吉によるドローイング作品。
▲シリーズ 振動体「疾走する色彩」
大成瓢吉氏は、絵画はもちろん、写真、映像、舞踏、音楽演奏のパフォーマンスまでこなすアーティスト。
初期の絵画作品は動物や野菜の軽快なタッチの作品を、その後抽象的表現をされるように至ったといいます。
また、こちらの作品はタブローからドローイングへ関心が移行した時期に描かれたもの。
氏の宇宙の振動に身を任せるように描かれた線は見る者の心を掴みます。
こちらは、1983年、紀伊国屋画廊において5回目の個展の際の作品かと思われます。
正面右側、フレーム横にシミのような箇所が見られます。