明治創業、歴史ある国産ガラスメーカー、ササキガラスが作ったクオーツ式の置時計。
デザインは、1981年の日本クラフトデザイン展で選考委員長を務めたこともある、佐藤信泰。
こちらは、1977年の日本クラフトデザイン展に会員作品として出展したデザイン。
当時、佐藤信泰は佐々木硝子株式会社のクリスタル開発室に在籍、
毎年のように精力的にクラフトデザイン展に作品を出品していたようです。
▲こちらの置時計、本業がガラス製造メーカーとだけあって、厚みあるガラスは高品質で深い色合い。
光を透過させた佇まいも、粋。
裏面のムーブメント脇に金属の脚をはめて立たせます。
佐々木硝子は20年ほど前に統合されているので、それ以前の製造となりますが使用感の無い美品です。
(表層に小キズ、金属脚に経年のくすみはあります)